今度のうちトマ実験室でのネタは、トマトの場合は当然あれですね、やたら出てくる元気な脇芽です。
みなさん、どうされていますか?
ポイポイと捨てていますか?
それを挿し木にして苗に育てるのも、わりかし皆さんやっているわけですが、このくそ暑い時期だと、土に挿しても、すぐにへなへなになってしまうわけですね。
脇芽を摘んだら、すぐに水か土かに挿すわけですが、土に挿すと水の管理が大変だし、根が出てくる状況が見えないので、ここでは水に挿して、何日くらいで、根っこが生えるんだ? ということを確かめたいと思います。
脇芽がどんどん伸びるこの時期は、実験の材料にはことかきません。
今日、摘み取った脇芽は3本、なかなか立派な脇芽です。15cmくらいあります。
ふつうは5cmくらいになるまでに摘み取ったほうがいいようですよ。
水を用意しておいて、摘み取ったらすぐに水に挿します。
まず、こんな風に考えました。
最初のポイントは根がでていない茎の状態では、水を吸い上げる力に限界がありますよね。
気温が高いこの時期は葉っぱからどんどん蒸発していくでしょう、蒸散というんでしょうか。
ですから、あんまり夏の時期は葉っぱが大きいものは水が追いつかず、しおれてしまいます。
なので、脇芽を摘んだら、大きい葉や枝の大きさは適当にカットして、上の写真のように小ぶりにしておくほうが活着しやすいではないかと思います。
そう、もうひとつ日陰においてやる必要もあるかと思います。
この実験では窓際の室内に置いてあります。
脇芽を水に挿してから5日目
しおれもせず変化は見当たりません。
途中、水はときどき取り替えています。
脇芽を水に挿してから6日目
水につけてから6日目、茎の下から何か、小さい白いものが伸びてきたような、
脇芽を水に挿してから7日目
7日目、ようやくはっきりした根が確認できました。
ここでわかりましたが、外見上、水につけた翌日から伸びてくるものではなく、1週間前後から、どんどん伸び始めるものなのですね。
これで発根が確認できたので、終了です。
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