このトマトの病気の常習者"尻腐れ"ですが、発見が遅れて、収穫時に発見すると、がっかりすることも多いかもしれませんよね。
私は発見したら、すぐ摘み取ることにしています。
しかし、せっかく育てた実なので、摘み取るのはつらい、お気持ちは分かります。
尻腐れになった実はたべられるのか? という質問も多いようです。
今回発見したのは、この株の最終段の5段目についた実です。
そこで、尻腐れというのは伝染する病気ではないので、そのままほっといたらどうなるかを観察してみることにしました。
尻腐れについて詳しく知りたい場合はこちらのページにまとめました。
発見した日:7月13日
発見時は実の大きさが3cmくらいですが、ふつうならガクの大きさからして10cm以上になるはずなんですが、
発見から3日目:7月16日
この段は3果付いていましたが、すべてが尻腐れになったので、2個摘果して観察のために1個だけにしました。
患部はどんどん悪化して黒く変化しています。
発見から10日目:7月23日
実の大きさはピンポン玉よりも少し大きい5cmまでなりましたが、成長が止まって、本来の大きさではないのに、赤くなり始めました。
ふつうは結実した順番に赤くなるようですが、下の段を飛び越して、この腐った実はすでに色づき始めています。
発見から14日目:7月27日
上から見るときれいですねって、
しかし、下から見ると!
尻腐れはかならずしも、すべてここまでになるわけではありませんが、こんな感じですよね。
これ、食べます?
それでは、切ってみましょう。
じつはーーーーーーー尻腐れになったのは、この段だけではなく、なんともなかった下の段の3個も全滅しました。
1週間の不在で高温、乾燥が影響したのでしょうか。
ついでに、載せてみます。緑の1個目
色が付きかけた2個目
完熟前の3個目
ということで、この追跡シリーズは終了しました。
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