野菜の栽培をしていない人なら、ゲームか時代劇の話かと思いますよね。
当たり前ですが、トマトの話です。
そして、断っておきますが、メーカーさんの悪口でもありません。
こんな事を書こうとしたきっかけは、このブログに「暴れる」で訪れる人が多いからです。
書いた記事で、とくに意識して書いたのはなかったと思うんですけど。
そこで「桃太郎 暴れる」をググるとトマトの話がいっぱいでてきます。
もちろん、検索結果のすべてがトマトではありませんが、トップからしてトマトの桃太郎です。
それほどまでトマトの桃太郎は暴れるもんだ、という話が浸透しているのでしょうか。
現実に私の周囲で桃太郎を育てている人はほとんどがこの「暴れる」ことで困惑しています。
だから、どうしたらいい? とよく聞かれたりするわけです。
で、どう答えるかというと、「桃太郎は暴れやすいからね、肥料を控えて、脇芽を伸ばして余分な肥料分を吸わせると、そのうち落ち着いてくるから」
とよく言われていることを分かったようにいうんですが、こんな定番な答えではいい方向になることはなく、大玉トマトは難しいな、で終わってしまうことが多いわけです。
ときとして、市販の用土を使っただけで何も加えてないのに、っていわれると、うーんと黙るばかりで、「大玉トマトは難しいからね」というくらいしかなくなりました。
素人のトマト栽培をする人に難しいからということ自体が、おかしいかも。
私自身も家庭用といわれる桃太郎の品種のひとつを作ったことがありますが、家庭用とついていながら決して容易とは思えませんでした。
桃太郎を家庭でうまく作っている人は尊敬しちゃいます。
だからといって、自分でまた桃太郎を挑戦してみるかというと、いまのところ、そのつもりもなかったりします。
もちろん、作っていないわけじゃなくて、桃太郎ゴールドは作っているんですが、
そんなに難しくもなく、毎年出来るし、色が大玉の黄色という変り種なので作り続けています。
まあ、黄太郎ですけど。
ふと、思うのですが、桃太郎は25種類ほどあるというんですけど、その品種による違いが大きすぎるのではないでしょうか。
そもそもは農家が作る品種なのに、有名にしすぎて何でも桃太郎にカタカナをくっつけて、同じグループにしてしまっているとしか思えません。
現実に桃太郎の違う品種を同じ条件で育てて、まるで違う結果だというブログでの報告は目に付きます。
赤系よりピンク系のトマトを作ろうとして完成した桃太郎でありながら、いまは赤系も人気になってきていると聞くと、皮肉な感じがします。
現実に私が今のメインに作っているのは赤系トマトですし。
いったい暴れん坊でない桃太郎はどれなんでしょうね。
なんか結果として悪口になっちゃったんでしょうか。
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