えっ?
トマトといえば赤いのが当たり前ですよね。
まあ、実際に日本で売られているトマトは、赤というより桃色系と呼ばれるトマトがほとんどです。
しかし、中にはオレンジや黄色いトマトも存在します。
なにより、私は黄色いトマトをたくさん作っています。
そこで黄色いトマトは赤いのとどう違うのかということを書いてみます。
赤色の元はリコピンというものです。リコピンとはカロテノイド(自然の色素で数百種類ありとされています)と呼ばれる色素の一種で、抗酸化作用があり、ガン、心筋梗塞などの生活習慣病の予防、老化防止に効果があるとされています。
トマトには黄色いものもあります。黄色のトマトにもリコピンは含まれていますが、シス型リコピン呼ばれ、こちらのほうが吸収は良いとされます。
黄色い色素はカロテンと呼びます。ニンジンなどに多いβカロテンは体内でビタミンAになりますが同じカロテンでもリコピンはビタミンAには変換しません。ただ抗酸化作用はアスタキサンチンが一番ですがかなりの効力はありますので継続して食べるようにすると良いですね。